2023.04.20 更新
杖を使い始める理由はさまざまですが、いざ杖を持つと「案外歩き方が分からない」といったことはないでしょうか。
杖を使った歩き方には「3動作歩行」と「2動作歩行」の2種類の持ち方があります。
身体の状態に合わせて、歩き方を調整しましょう。
それぞれの歩行方法について、詳しくお伝えします!
3動作歩行は、初めての杖でも安定して歩きやすい方法です。
杖を出し→痛い方の足を出し→良い方の足を出す、という3回の動作で歩行します。
痛みのない側の手で杖を握ってください。
1、まず杖を前に出します。
この時、杖がなるべく床に垂直になるようについてください。杖が斜めになっていると杖が滑ったり、杖自体の故障の原因につながります。
2、つぎに痛い方の足を出します。
杖よりも前に足が出ないように注意しましょう。
3、続いて 良い方の足を出します。
この1~3の動作を繰り返します。
いかがでしょうか。
歩くスピードはゆっくりになりますが、安全に歩くことができるため、杖に慣れるときや足に痛みがある場合には3動作歩行を心がけましょう。
足に痛みがない方や3動作歩行がつらい方、杖での歩行に慣れてきた方の歩行法です。
まず、痛みのない足側の手で杖を握ります。
両足ともに痛みがない場合は持ちやすい手で持っていただいて構いません。
杖を前につきながら、痛い方の足を前に出します。
良い方の足を痛い方の足とステッキに揃えます。
この1,2の動作を繰り返します。
間違った使い方をすると、痛い足だけでなく別の足や体幹まで痛めてしまうかもしれません。
できるだけ介護士や医師に相談の上、自分に合った歩き方を相談してみましょう。
初めての杖としておすすめの1本をご紹介させていただきます。
たくさん歩いた後や、たまに足が痛くなる方に
日常的には必要なくても雨の日や季節によって痛みのでる方や、
念のために旅行のお守りとして持っておきたいおすすめな杖です!
超軽量、コンパクトな3段式の折り畳み杖。
軽いだけでなく、収納時は26cmまで小さくなるから念のためにバッグやスーツケースに入れておくことも、職場のロッカーにしまっておくこともOK。お守り代わりに近くに置いておけば、急に足や腰が痛む日がきても安心です。
手軽でおしゃれな杖を使いたい方に
気分を明るくしてくれるファッショナブルな杖はいかがでしょう。
日本の伝統色からチョイスした無地でシンプルなファッションステッキ
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