杖の種類にはどんなものがあるの？

2017年3月15日杖の選び方

杖にはいろいろな種類があります。
使う人の健康状態、歩行状態、目的に合わせて最適な杖を選びましょう。

どのような杖の種類があるのか見てみましょう。

折り畳み杖

小さく折り畳めるので、かさばらず、旅行などの携帯に便利なのが折り畳み杖です。

折り畳みの方式には色々あり、内部がゴム製のもの、ネジ式のものがあります。
折り畳みで、かつ長さが調節できるタイプが主流です。

疲れた時だけ取り出して使えるので、
元気な時は畳んでカバンにしまっておけば邪魔になりません。
時々だけ杖を使う人、初めての杖にもおすすめしています。

折り畳み杖

長さ調節式の杖

シャフトが上下に分かれています。
太いシャフトと細いシャフト、2本のシャフトをスライドさせることにより、
簡単に長さを調節することが可能です。

ボタンをシャフト上の穴に引っ掛けて長さ調節をするラチェット式の杖、
ひねって止めるタイプの杖、
ワンタッチで長さ調節する自由自在杖などがあります。

ラチェットとは、ボタン式で長さを調節する杖のことを呼んでいます。
ボタンを押し込み、下シャフトを移動させ、好みのサイズ調節穴にボタンをかけるという方法で、
握力の弱った方でも簡単に調節ができます。

ラチェット式杖

長さ調節式の杖

長さ固定の一本杖

長さ調節や折り畳み機能のないシンプルな杖です。
「折れたり曲がったりしない」という信頼感から一本杖を求める方は多くいます。
が、市場では一本杖はあまり販売されていません。
やはり長さ調節ができない点から、プレゼントしにくかったり、
自分がはく靴底の厚さなどで微調整できない点が不便なようです。

現状は「折り畳み杖」や「長さ調節式杖」が主流ですが、
長さ固定の1本杖は安全性が高く、折れたり曲がったりすることは稀です。

杖にはいろいろな種類があります。

身体の状態や好みに合わせて、最適な杖をお選びください。

simozaki

シナノ古参社員。お客様相談室で、お電話・メール・LINEなど、お問い合わせに回答しています。お客様から頂く「ありがとう」のお言葉が私の生きる力となっています。

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