更新 2024/3/14
「杖」と一言にいってもピンからキリまで、あります。
100円ショップにも手軽な杖があるし、ネットショップには100万円以上する杖もあります。
自分にはどのくらいの価格の杖がいいのか、相場は・・・?
あんまり高いものも勿体ないし、安すぎても品質が心配ですね。
➡ 一般的なお店に販売されている杖の相場を書いてみました・・・
杖の種類 | お店の販売価格 | 一般的な価格帯 |
折りたたみ杖 | ¥6,000~¥50,000 | ¥1,2000 |
長さ調節式杖 | ¥2,000~¥50,000 | ¥6,000 |
一本杖 | ¥2,000~¥30,000 | ¥4,000 |
杖は一時的な利用の方もいるし、これから先ずっと使い続ける方もいます。
ですから杖との付き合い方によっても、価格帯は変わってきます。
価格帯でいえば2,000円前後から。分かりやすい特徴は海外製の大量生産された物が多いことです。どちらかと言えば生産効率を優先。品質よりもコストが優先されています。
これらの製品のニーズに合うお客様は、とにかく早く杖が欲しい方や数日間だけの短期使用の方。すぐに必要な方や杖を忘れてきてしまった方は、品質よりもとにかくスピードが大事。
だから低価格な製品でも手元に杖を早く持ってくることが優先となるでしょう。もっともっと安い杖も販売されていますが、SGマークなどの安全基準をクリアしている杖かどうかしっかり確認しましょう。
この価格帯の製品は、ホームセンターやドラッグストアでの購入が一般的です。
また、SGマークについてはこちらで解説しています。
価格帯で言えば長さ調節式で6,000円前後から。まだまだ海外製の大量生産品がほとんどですが、色や柄のデザインが選べるようになってきます。
これらの製品は、外出時など日常的に持つものとしてある程度の物を持ちたい方におすすめ。少し大きい量販店などのドラッグストアコーナーなどに介護用品として扱われているのが一般的で、飾り気よりも機能を優先している杖が多く見受けられます。
上段の品種から 歩行杖・ステッキ へチェックを入れていただくと杖の扱い店をご覧いただけます。
例として国産杖のシナノでは、この製品が該当。
シンプルな設計でお買い求めしやすい伸縮杖です。
一般的な価格帯から+2,000~6,000円程度、同じ売り場でちょっと高めな杖の特徴は、どこかにこだわりがある製品。
そのため、日常的に杖が必要で第3の足として杖をお探しの方は、外出時に傍らで自分の体を支えてくれるパートナーに成り得る機能を持った杖を探しましょう。
この価格帯の杖になると、持ち手が柔らかかったり、デザインが綺麗だったり、先端のゴムが高機能だったり。海外製だけでなく、日本製も選べるようになってきます。そのため、持ちやすさや歩きやすさなどの使い勝手はもちろん、故障したときのアフターサポートがあるかどうかも確認しておきましょう。
プレゼントや長寿のお祝いにもおすすめです。
例えば、国産杖のシナノではこのような製品が該当します。
握りが柔らかいから、手にやさしいステッキのネオクラシカル伸縮杖。
その製品が備えている特徴がご自身に合うか、ぴったりな杖を探している方は専門店での購入を検討しましょう。杖メーカーの直営店や、百貨店の介護用品売り場では専任のスタッフに相談できるのが魅力です。
有楽町、吉祥寺、横浜にある杖メーカー直営の「ステッキ工房シナノ」
最後に、
一口に杖と言っても求める機能や使い心地は十人十色です。
転倒での骨折や怪我をきっかけに、要介護や要支援となる高齢者さんも多いのが現状です。
ご自身の使い方や用途に適した杖を検討してみましょう。
無理のない価格で、信頼できる相棒のような杖に出会えるといいですね。