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杖の先ゴム(キャップ)交換サイズが分からないとき

杖の先ゴム(キャップ)を交換したいとき

杖やステッキの先ゴム(石突)は交換部品ですので、すり減ったら交換しましょう。
先ゴムの交換時期は半年~1年が目安です。

ご年配の方は気が付かないことも多いので、周りの方が少し注意してさしあげるのが良いかと思います。


ほとんどの杖の場合 先ゴムは接着されていません。
手で外し、新しいものを装着すれば交換できます。

きつい場合は、靴を履いて足で両側から挟んで押さえつけ、杖を上方に引っ張るようにして抜きます。

中に、泥や砂が入ってしまっている場合がありますので水で流すなど 少し洗っていただくとより良いでしょう。

水分が付いたら、乾いた布で拭いて、しっかり乾燥させてから先ゴムを付けます。

 

交換したいけれど、先ゴムのサイズが分からない!?

杖の先ゴムを交換したいのに、サイズが分からない!

そんな時は、下記を参考にしてみてください。

1、もともとの先ゴムがあれば、外して直径を測ってみる。

先ゴムをはずし、先ゴムの内側の直径を測ります。

「内径」ですので、穴の太さの、一番太い部分を測りましょう。

ノギスがなくても、ものさしで測れます。

たとえば、写真の先ゴムならば16ミリです。

2、先ゴムがなければ、杖の一番下の直径を測ってみる。

ついていた先ゴムを紛失した場合は、杖の先端の直径を測ることもできます。

この場合、杖先の外径を測ります。

地面に接する部分の、外側の直径を測ります。

下の画面の場合も 16ミリです。

 

以上を参考に、先ゴムの大きさを探してみてください。

大きさ(直径)が合えば、もともと付いていた純正でなくても、
他社製の先ゴムでもはめて使うことができます。

新しい先ゴムで、溝がちゃんとついていれば滑り止めにもなりますので安心です。
直径だけきちんと測り、正しいサイズの杖先ゴムを使うようにしてください。

介護ショップや各種オンラインショップでも販売しています。

3、サイズに注意しましょう。

杖先ゴムは文字通り「ゴム製」ですから伸縮しますので、
杖とゴムのサイズが合っていなくても無理して(力任せで)入ってしまうこともあります。

ですが、無理な力をかけて装着した先ゴムは、歩行中などにひび割れたり裂けたりしやすくなり非常に危険です。

杖を安全に使うためにも、正しいサイズの杖先ゴムを使いましょう。

滑る路面でも安心。機能的な先ゴムもあります

日頃から杖をお使いの方なら、雨などで濡れた地面や滑りやすい道を歩いている時に杖が滑って怖い思いをしたことが何度かあるかもしれません。

そんな時は、杖が滑りにくくなる「滑りにくい安全先ゴム」というタイプもあります。
接地面にガラス繊維を練りこんでいるので、先ゴムを交換するだけでいつも使っている杖が「滑りにくい杖」になる優れものです。

直径は φ14φ16φ18ミリの3種類です。

シナノの『滑りにくい安全先ゴム』はこちら!

 

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シナノ古参社員。お客様相談室で、お電話・メール・LINEなど、お問い合わせに回答しています。お客様から頂く「ありがとう」のお言葉がとても嬉しいです。

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Comments (2)
  1. 田原 歩 より:

    使っている杖(折りたたみ式ではありません)をノギスで測ると17mmピッタリになりました。
    ゴムを交換しないのですが、16mmか18mmかどちらを購入したら良いでしょうか。

    1. simozaki より:

      交換用ゴムはぴったり合う17mmが一番良いと思います。
      18では緩いですし、16だとゴムが伸びるのではまると思いますが、先ゴムに無理な力がかかるためヒビが入ったりするので、おすすめできません。
      17mmがどうしても見つからない場合、杖の先端にビニールテープなどを巻いて太さをだし、18mmを装着されるという方法もありますが、
      検索してみると17mm先ゴムもあるようですので、ぴったりのをお付けいただくことをお勧めいたします。