杖は歩行を補助してくれる、便利な道具ですが、
誤った使い方をすると、予期せぬ危険につながるかもしれません。
今杖を使っている・これから杖を使う・家族が杖を使っている方に
知って欲しい、杖の使い方に関する注意をご紹介します。
※「ステッキ本来の使い方をしていただくこと」が大前提です
1.長さが体に合わない時は、使用を中止してください。
使いづらい長さは事故の原因となり、危険です。
2.ご使用前に必ず各部の点検をしてください。
万一異常が認められたときは、使用しないでください。
(インナーゴムのすり切れ、グリップのキズやヒビ、シャフトのキズ、
先ゴムの異常、ジョイントの変形やツブレなど・・・)
3.グリップ以外の所を持って歩かないでください。
また前後に極端に斜めにして使わないでください。危険です。
4.小石や段差のフチなどに先ゴムを乗せないでください。
接地の不安定な状態での使用は危険です。
地面に先ゴム全体を乗せ、安定した状態でご使用ください。
また、段差にもご注意ください。
5.道路側溝や凹みのある場所では杖先がはまり込む危険があるので
十分注意してください。
また、先端を隙間に入れてこじったり、物を突いたり、叩いたりしないでください。
6.用途以外(例えば、登山用、護身用等)には使用しないでください。
7.柔らかな地面や、雪道、滑り易い所では使用しないでください。
止むを得ず使用する場合は、充分注意し、杖だけに頼らず同伴者などの支えを得てください。
8.雷の音が聞こえたり、落雷の恐れのあるときは使用しないでください。危険です。
9.先ゴムが磨耗したり、破れた時は使用を止め、速やかに交換してください。
取替えの際は専用品を使用し、説明書に従い確実に取り付けてください。中途半端な取付は危険です。
10.先ゴムは必ず装着してください。
外したまま使用すると、小石が挟まったりして非常に危険です。
11.お子様が遊び道具にしないようご注意ください。
最後に、
お客様による修理、分解、改造等は危険なため、絶対にしないでください。
購入時、杖に添付の取り扱い説明書に
取り扱い方法や注意等 重要事項が記載されていますので、
ご使用前に必ず読み、大切に保管してくださいね^^