2024年7月24日
今日もお客様相談室にお電話がきました。
「私はカーボンの杖しか使う気はないよ」
「この杖でカーボン製はないのですか?」
この「絶対カーボン製がいいとこだわる方」、男性に多い印象があります。
一体なぜカーボン製がよいのですか?と尋ねても、
前から使っているから、いや何となく、その方が良いんでしょう? など。
もちろん、杖は常に使うものですから、お好きな素材を選ぶのは大切なことなのですが、
メリットデメリットを分かったうえで選べたらもっと良いですよね。
それでは、それぞれの特性を見ていきましょう。
メリット
デメリット
メリット
デメリット
とはいえ、アルミ製杖もカーボン製杖も 普通に杖として使っている限り、そこまで大きな力がかかることは少ないです。
電車や車のドアに挟んでしまうとか、岩と岩の間にはさんでこじるとか、
そういうことをしない限りは素材の弱さを心配する必要はないと思います。
つえメーカーにいると分かりますが、
杖は年々進化しています。
噛み込みをなくす改良、
音が出なくなるよう改良、
伸縮性能、止め方を改良、折り畳み方法を改良。
どんな商品でもメーカーは努力してより良いものを製造しようとしています。
そして、その成果は毎年少しずつ商品に現れていて、
一概に「アルミは重い・安い、カーボンは軽い・高い」とは言いにくくなってきています。
自分はカーボンしか使わない!
などとかたくなにならず、
進化したいろいろな杖を見ていただきたいと思います。
あなただけの杖が、あなたを待っています!