「怪我をしてしまい、まだ50代なのに杖に頼って歩かなくてはいけなくなって・・・」
そんな悩みを抱える方、実は少なくないようです。
10代、20代でスポーツをしていたときの怪我の後遺症が大人になってからでてくることや、30代から発症していた生活習慣病が悪化するケースなど理由は様々ですが40代~50代でも歩行に支障がでてしまうことはあります。
足腰に痛みがあって歩かずにいると若くして寝たきり・・・かといって無理に歩いて痛みを増幅させてしまっても元も子もありません。
まだ若くても必要であれば杖も頼る、そんな風に考えて下さいね。
目次.
さて、若見えとはいきませんがどうせ持つなら老けて見えないものを選びたいところです。
杖を選ぶポイントとしては見た目と機能のバランスが大切です!以下の点を確認してみましょう。
太いほど安定感があり、細いほどスタイリッシュに。
見た目が気になる場合はバランスのとれた18㎜~16㎜程度がおすすめです。
杖先端を足先の前外方向20cmに置いた時に肘の角度が30度~40度になる長さが目安です。
▼身長に対しての杖の長さ目安
身長 | 杖の長さ目安 |
140㎝ | 72㎝ |
150㎝ | 77㎝ |
160㎝ | 82㎝ |
170㎝ | 87㎝ |
180㎝ | 92㎝ |
軽量だと220g~のものがあります。折り畳みタイプだと接合部のパーツなどによって伸縮タイプよりも余分に重くなることも。
350g~400g以上だと重く感じる可能性がありますが、脚が三又になっているなど自立するタイプであればOK。
機能で選ぶのであれば、手のひらが痛くなりにくいやわらか素材のものや滑りにくい加工のものがおすすめです。
見た目で選ぶならアクリル製や木製などもおすすめ。
以下、国産杖のメーカー シナノで40代~50代の方に人気の杖を聞き、ピックアップしています!
丈夫で軽い伸縮タイプは日常的に杖を使用する方におすすめです。
長さを調節できるよう上段と下段に分かれています。
伸縮タイプは杖の中でも種類が豊富で機能面を重視しても選びやすいです。
ネイビー、レッド、ベージュの3カラーが用意されたシンプルなモチーフのデザイン杖。
握る部分はどうしても衛生面が気になるものですが、こちらの商品のグリップは抗ウイルス加工によって99%のウイルス減少率が確認されています。
シャフトの太さもやや太い20㎜のタイプなので、安心感のある設計になっています。
「杖が欲しいけど、いかにも杖というようなデザインは避けたい」という方におすすめなのがタウン・ステッキ。
杖としての強度や安全性はそのまま、登山用ポールのようなスポーティーさのあるデザインが人気の商品です。
折り畳みタイプは疲れた時だけ、長時間歩くときだけ、などシーンによって使いたい方におすすめ。
見た目を重視したデザインの杖も多いので、ファッション小物を選ぶ感覚で選んでみてはいかがでしょうか。
折り畳む際の畳みやすさ、日頃お使いのバッグに入るサイズかを確認するようにしてください。
人気のグランドカイノスシリーズはシナノの最高級ラインの杖です。
グランドカイノスのメンズ向けラインではBLACK(黒色ベース)とBLOWN(茶色ベース)がありますが、普段使いで黒色はちょっとシックすぎるかも?という方におすすめなのがBLOWNです。
とくにグランドカイノスBROWNは2022年からグリップに鹿革を採用しており、一つ一つを工房の職人が手作りしています。
高級車のステアリングカバーにも採用されているのが納得の握り心地に、蒸れにくく、さらりとした使い心地がくせになる杖です。
お値段は高いものの、一生持ち続けられる杖としてたくさんの女性に愛されているDONNAシリーズ。
主張しすぎない絵柄に上品な色使い、デザインも豊富なので普段のファッションに合わせてデザインを選ぶことができます。
なかでも、2022年新たにに登場したのが鹿革グリップを採用したDONNAルナメッザ。
可愛らしいアクリル製のグリップがDONNAシリーズの魅力の一つだったのですが、長時間使用するとどうしてもグリップの固さが気になりました。
鹿革グリップは内側にクッションが入っており柔らかく、手にフィットするため、長時間の使用でも疲れにくくなっています。
とにかくシンプルで持ちやすいのが特徴のベーシックライト。
派手なもの、柄の強いものは持ちたくないというユーザーの声を反映してつくられた杖です。
ショートサイズ2色・ロングサイズ2色で展開されており、軽さが約250g・3段に折りたためるので持ち運びも快適です。
若くして杖を持つきっかけの一つに、けがや病気のリハビリという方も多くいらっしゃいます。
回復までのリハビリや体力づくりのために、お医者様から歩くことをすすめられているという方も多いのではないでしょうか。
1本の杖だとどうしても体の左右どちらかに重心が寄ってしまって姿勢が気になったり、安定した歩行が難しいという方で利用が増えているのが”2本杖”です。
両手にもつタイプの2本杖。両手に持つだけで体を支える基礎となる「支持基底面」が左右均等に広がり、体が左右に傾きにくくなりふらつきを防止します。
両手両足の4点で体を支えるため、ひざや腰への負荷も分散され、 歩行時のつらい痛みをやわらげます。
40~50代に人気の杖はいかがでしたか?
ぜひ、杖もファッションの一つとして、選ぶ・使うを楽しんでいただければと思います。
杖・ステッキメーカーのシナノのオンラインストアでは豊富な杖の取り揃えがあるので、ぜひご覧になってみてください!