杖やステッキのことで悩んだ出来事として葬儀や法事と話すお客様がいらっしゃいます。
「いつも使っている杖を持で大丈夫?」
「色にマナーがあるの?」
「目立って嫌だった」
行きなれない場所での活動に、様々なことで不安に感じられる方が多いようです。
大丈夫です。可能であれば事前に伝え、葬儀の進行を妨げない配慮をしましょう。
杖を使いたいけど葬儀でのマナーを気にされたり、お焼香での移動が心配だったり、特に使い始めて間もないときは気になりますよね。
まず多くの場合、葬儀に杖や車椅子で参列されても失礼にあたることはありません。ご遺族から訃報が届いたら、車いすや杖で参列をしたい旨をお伝えしておきましょう。
また、葬儀式場ではバリアフリーに対応しているケースもあるため、会場へ直接問い合わせても良いでしょう。車椅子の貸し出し有無の確認だけでなく、席次の変更や、お焼香の際にスタッフの方に焼香炉を席まで持ってきてもらうなど、当日について事前相談できることも。
故人とご遺族にとっても大切な時間です。最後まで滞りなく進むように、杖や車いすで故人へのお見送りを希望される際は、事前にご遺族や葬儀式場に相談しておきましょう。
大丈夫です。でも弔事の場では意図せず目立ってしまう杖もあります。
参列する方の服装は礼服や黒や紺のスーツ、無地のワンピースが一般的ですね。
カラフルな杖やステッキをおしゃれとして楽しむ方もいますが、多くの方は身体の支えとして持つ生活必需品。
洋服やバッグのようにTPOにあわせて複数本をお持ちの方は少ないのではないでしょうか。
実際には一般的に販売されている杖であれば、葬儀式場でマナーについて指摘されることは無いようです。ですが、参列後に「葬儀の場で杖が悪目立ちするのが嫌だった」とお話しされる方は存外に多いもの。
喪服の色合いが明るい色の杖・ステッキを必要以上に目立たせるため、その視線が気になってしまうのかもしれません。日常的に杖を使用する方は、お悔やみの気持ちを持って参列する場用に、黒や紺、グレーなどの色味のステッキのご用意があると安心ですね。
また、ご自宅を出る際には喪服、靴やバッグ同様に汚れがないか確認し、必要であればメンテナンスをしておくようにしましょう。
会場はバリアフリーの整った葬儀場から、寺院、個人宅まで様々。
行きなれない場所には、想定していなかった足腰への負荷があるものです。
特に寺院葬の会場となるお寺では様々な段数の階段が目白押し。バリアフリーの対応も難しいケースが多いため、日常的に杖を使用しない方でも、脚や腰に痛みがある場合は折り畳み式の杖を携帯しておけると安心です。
ご自宅やお寺で行われる葬儀や法事では、室内へ靴を脱いで上がることが多くなります。ご自宅と違い、玄関に手すりはないかもしれません。そんな慣れぬ場での脱ぎ履き時の片足立ちや、つま先立ち、後ろから来た人を待たすことからの焦りで、バランスを崩してしまう方も。転ばぬ先の杖、日常と違う場所では念のためご用意しておけると安心ですね。
ご遺族としても、参列者としても葬儀式場では足にかかる負担はかなりのもの。いつもと違う靴で立ったままの時間もあれば、着席と起立を繰り返すようなシーンも。脚や腰を痛めている場合、患部をかばってしまい、痛みを広げてしまうことも。座席からの立ち上がり時はもちろん、移動時の歩行補助にも杖の用意があると安心です。
日常的に杖・ステッキを使用される方には、冠婚葬祭にも使える落ち着いた色合いの杖がおすすめ。
今回はブラック(黒色)やブラウン(茶色)以外でも持ちやすく、ファッションにも合わせやすい色をご紹介。
他の色とも調和しやすく、鮮やかに引き立てる性質。上品でスタイリッシュなイメージを与えてくれます。
★シナノ グレーのおすすめ杖
主張しすぎず落ち着いた色合いの紺色は、知的で上品なイメージ。老若男女問わず持ちやすく、人気のあるカラーです。
★シナノ ネイビーのおすすめ杖
日常的に杖は使わないけど、足や腰が痛む方には折り畳みタイプのコンパクトになる杖がおすすめ。
杖をバッグやカバンにいれておけば、もしものときも安心です。
持ち運びに軽くて、合わせやすいシンプルな無地デザインがおすすめ。
★シナノ 折り畳み式のおすすめ杖
脚や腰が痛くても、故人を想えば参列したい葬儀や法要がありますよね。
調べてたどりついた皆様の参考になれば幸いです!