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杖の故障や部品の破損、こんなときどうする?

歩行杖の部品の破損、柄の曲がり、修理や調整が必要なとき…どうすればいい?

杖は、身体の不自由な方や高齢者などにとって、日常生活に欠かせないアイテムです。しかし、長年使用することで部品が劣化したり、壊れたりすることがあります。そこで、本記事では、杖の修理に関する困りごとが起きた場合、ご自身で解決するための方法や、修理が必要な場合の対処法を解説します。杖を長く使い続けるために、ぜひ修理方法を知っておきましょう!

 

先ゴム部分の摩耗や紛失

歩行杖のスリップ防止部である”先ゴム”は使用するたびに地面と接触し、劣化します。摩耗した先ゴムは、滑りやすくなり、歩行中に転倒の原因となります。杖の利用者の中には摩耗に気づかず使用を続けた結果、金属シャフト部分が飛び出て使用されている方もいらっしゃるなど大変危険です。先ゴムは消耗品のため、多くの場合ご自身での交換が可能です。
適合する先ゴムを探すには先ゴムを外し、杖先部分の直径を測ってみましょう。

SINANO(シナノ)の杖の場合は適合する先ゴムとして14㎜・16㎜・18㎜・19.4㎜のサイズを取り揃えています。
※シナノ製の先ゴムはこちら
ご自身の杖に合う先ゴムがわからない場合や先ゴムが外れないといった場合には購入した店舗や購入した杖のメーカーに問い合わせてみてください。

 

グリップの破損

歩行杖のグリップは、杖を倒した際に欠けてしまったり、日常の使用で手の汗や圧力などで劣化することがあります。グリップが破損すると、握りにくくなったり、安定感がなくなることがあります。シナノの製品はグリップの交換が可能な製品が多く、交換をご希望の場合はシナノ本社の工場にて交換修理を行います。交換にかかる費用は交換グリップ代の1,650円~3,300円程です(税込・送料別・代引き手数料別)。

 

シャフトの歪みや折れ


歩行杖のシャフトは地面や物に強く当たったり、側面から強い力が加わると歪むことがあります。歪んだシャフトは、歩行中に不安定さを生じることがあるほか、曲がりの部分の強度が弱くなっている可能性があり危険です。

シャフトは一度曲がってしまうと強度の観点から元に戻すことはできないため、シャフトごと交換になります。
杖は伸縮するものであれば上段シャフト・下段シャフトに、折り畳みであれば3~4節に分かれていますので、曲がったり折れたりした箇所のみの交換ができる可能性があります。製品によって、ご自身での交換が可能か工場での修理交換になるかが異なりますので、ぜひメーカーにお問い合わせください。

 

部品の緩みや外れ

ガタ止めナットの確認.
歩行杖には、先ゴムやグリップ、ガタ止め、ストラップなどの部品があります。これらの部品が緩んだり外れてしまうと、歩行中の不安定さや異音がするといった影響が出ることがあります。

部品の取り寄せ可否はメーカーによりますが、シナノでは多くの部品を修理用部品として販売、取り寄せも可能です。

製品の部品パーツ一覧からお探しいただけるほか、電話やメール、LINEでの問い合わせも可能なので、お困りごとがあった場合にはぜひご相談ください。

そのほかシナノの製品に関する修理や修理価格についてはこちらからも確認いただけます。

いずれの修理もメーカーでの修理交換が確実で安全です。無理にご自身で修理せず、まずはメーカーへの問い合わせてくださいね!

 

 

 

 

投稿者プロフィール

Ogino
Ogino
30代・食べることが大好きな会社員です!運動は嫌いではないけど、行動を起こすのに時間がかかるタイプ。手軽に健康になれる運動法や、楽しい毎日を過ごすための製品情報をお届けします★

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