2024年2月21日
最近人気が出てきた多点の杖。
三角形の形をした「3点先ゴム」は、どの向きで使うのがよいでしょうか?
3点先ゴムは、通常の丸いゴム先とは異なり、三角形の形状をしているため、
歩く時正しく使わないと地面にどこか引っかかるのでは?という疑問を持たれる方もいます。
実はどちらでもよく、決まりはありません。
使いやすい歩きやすい方向でお使い頂ければよいのです。
△のように頂点が前を向いた形で使用することで、地面との接触面積が広がり、より安定した歩行が可能になります。
△の形状はグリップの長手方向にやや重心が傾くため、△(後方に2点)の方が自立性が高く安定します。
また、坂道や不安定な地形、または濡れた路面など滑りやすい場所を歩く時などには
2点着地した方が接地面積が多く弾力のある脚がしっかり地面をとらえて踏ん張ってくれるので△がおすすめです。
頂点が前を向くことで、前方への滑りを防ぐこともできます。
3つ足の1カ所だけがすり減るのは嫌ですよね。
長持ちさせるために、時々△の向きを回転させて、1カ所だけが擦り減らないような工夫もできます。
自動車のタイヤと同じですね。
シナノオンラインストアでは、杖をお買い求め頂いた1年後に交換用の先ゴムをお送りしています。
もちろん、3点先ゴムも対象です。
こちらは、お買い求め頂いた杖の交換用先ゴムを1年後にお送りするもの。
プレゼントで贈った杖でも、お送り先にお届けしています。
安心できる杖を長く大切にお使い頂ければ幸いです。