2024年4月29日
今日は、介護保険を利用して杖を購入する方法と、補助金制度についてお話しします。
まず、介護保険で杖を購入したいというお問い合わせが最近増えています。要介護・要支援の認定がされると、介護保険を利用して杖を購入することができます。
この場合、まずは担当のケアマネージャーや地域包括支援センターに相談することをお勧めします。彼らは、要介護や要支援の段階に応じた最適な補助についてアドバイスを提供してくれます。販売店やメーカーでは詳しい情報が分からないことが多いため、担当の窓口で直接お問い合わせいただくのが確実です。
なお、介護保険で購入やレンタルができる杖は多点杖に限られています。
障がい者手帳をお持ちの方は、日常生活用具給付金制度により1本杖の購入に補助金が出る場合があります。
この制度を利用する場合、購入できるのは1本杖に限られ、多点杖や2本杖は対象外となります。手帳の区分や等級によって補助金の額や条件が異なるため、お住まいの市役所・区役所の障がい者支援窓口で詳細をお問合せください。
さらに、生活保護を受給されている場合も、杖の購入に補助金が出ることがありますので、こちらも市役所・区役所等の福祉課窓口で詳細をお問い合わせください。
杖は日常生活のサポートに欠かせない重要なアイテムです。適切なサポートを受けて、安心して利用できるようにしましょう。