「4点杖」は通常の歩行杖(T字杖)と比べて、基底面が広く安定感があり、手すりのない場所の移動でも安心です。
また、自立するため、玄関先にそのままポンと置いておくことができ、外出時にも気軽に持っていくことができます。
そんな4点杖ですが、自立性が高いことから、どこかに引っ掛けたり、倒れたりすることが少ないため、
ストラップがついていないことが多いです。
ただ、T字杖でストラップを使うことに慣れている方もいらっしゃるかと思いますので、
今回は、4点杖に別途購入したストラップを取り付ける方法
ついて詳しく解説します。
ストラップを装着することで、より手から滑り落ちづらくなりますので、
もし、お困りの方がいらっしゃれば、下記を参考にお試しくださいませ(^v^)
ストラップにはさまざまな種類があります。
どのストラップが適合するかは、4点杖の仕様によって異なります。
確認していただくポイントはこちら⇩
★杖のネック(グリップ下の指で挟む部分/黄色の〇)付近に、ストラップを通せる穴があるかどうか
(上記は、ストラップを通せる穴があるタイプです)
素材や形状をご確認いただき、取り付けが可能か方法に応じて適切なものをお選びください。
今回は、シナノの4点杖を用いて装着方法をご紹介いたします。
1.ストラップ穴の確認
杖グリップの下(ネック部分)にストラップを取り付けるための穴や固定箇所があるか確認します。
下記、画像のようなタイプは「ストラップ穴無し」タイプです。
無しタイプには、下記のような、ゴム輪っかタイプのストラップがおすすめです。
2.ストラップの通し方
まず、下段シャフト(黒色)を上段シャフト(赤色)から抜きます。
上段シャフトの下からストラップのゴム輪っかをくぐらせます。
ストラップを上まで通せたら、下段シャフト(黒色)を上段シャフト(赤色)に入れて、完成です!
シナノでも何種類か、杖用ストラップのご用意がございますが、
中でもおすすめなのが、ネオクラシカル用杖ストラップです。
こちら、ネオクラシカルシリーズに装着しているストラップなのですが、
2色使いのおしゃれな見た目はもちろん、実は使いやすさにもこだわっているのです!
下記、画像をみていただくと、
上のストラップ(茶色)は平たく、下のストラップ(青)はわっこのように広がっています。
➡下のストラップ(青)は生地の縫い方を工夫していて、
何もせずとも自然とストラップが“わっこ”になるようにしているのです!
高齢になると指先も動かしにくくなるため、
最初から、少しわっこが開いている方が、手を通しやすく、
ちょっとしたところですが、使いやすさを感じていただけると思います(^v^)
以上が、4点杖にストラップを取り付ける方法とおすすめストラップです。
※最初からストラップ穴が有るタイプは、紐タイプのストラップをお選びください♪
種類も圧倒的に紐タイプが多いので、お好みのものが見つかるかもしれません(^v^)
必要に応じて、“ストラップ取付”行ってみてください。
また、ストラップも消耗品ですので、定期的に素材が劣化していないか確認し、適宜交換しましょう!
https://sinano.co.jp/customer_support/index.php