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【価格で選ぶ歩行杖】お手頃でも“安心”な杖の選び方ガイド

歩行杖を購入するとき、「どんな杖が自分に合うのか?」という不安と並んで、多くの方が気になるのが“価格”です。

「安くても大丈夫?」
「高いものの方が安全なの?」
「贈り物の場合、どれくらいの価格帯が適切?」

この記事では、歩行杖の価格の基本的な考え方から、シーン別のおすすめ価格帯、信頼できる製品の選び方まで、解説します。

ご本人はもちろん、ご家族がプレゼントとして杖を選ぶ際の参考になれば幸いです。


杖の価格っていくらが普通?相場を知ろう

歩行杖の価格帯は、2,000円台から4万円台以上まで幅広く存在します。

100円ショップでも販売されているのも含めると、本当にピンキリです。

大きく分けると、以下のような価格層に分かれます。

価格帯 特徴・用途
~2,000円 サイズ調整のできない1本物や海外製の大量生産品 
~5,000円 海外生産品、コスト重視の材質を使用したシンプルなもの、等 

伸縮式・折り畳み式・1本物と種類が豊富

5,000~10,000円 機能・品質・デザイン 等 バランスが良い。
10,000円~ 高機能・高品質。贈答用や長期使用を前提にする方に。

「初めての一本」や「とりあえず必要になった」という方の多くは、

~5,000円のホームセンターや量販店で購入できるものを選ぶ方が多いです。

ある程度長期的に使用される場合や、長く使いたいという方は、

軽量性やグリップの握り心地など、使い心地の良さにこだわったモデルがおすすめです。


「安い杖=不安…?」見るべきポイントは“ここ”

価格だけで品質を決めつける必要はありません。

大切なのは、「使う方の身体に合っているか」「使いやすいか」しっかり確認することです。

また、製品に「SGマーク※」がついていると、

「製品の構造、材質、使い方などが安全であると認められたもの」というコトなので、より安心です。

※「Safe Goods(安全な製品)」の略。SGマーク付製品を使用中に、その製品の欠陥により、ケガなど身体的な損害を受けたときに、その原因・被害の程度に応じ、賠償するという制度があります。詳しくはこちらへ➡ 杖のSGマークについて

価格と品質のバランスが良い杖を選ぶヒントはコチラ⇩

✅ 1. 長さ調節ができるか?

杖の長さを、使う方の身長や体格、姿勢に合う長さに合わせることは、関節や腰への負担を軽減するのに役立ちます。

また、長さが合っていない杖を使用すると、余計な負荷で体を痛めるだけでなく、

歩行時に不安定さから転倒するリスクが高まります。

ボタン式で長さ調節が可能なモデルは、価格帯を問わずおすすめです。

✅ 2. グリップが持ちやすいか?

やわらかい素材(ゴムや樹脂)を使っていたり、手の形にフィットする形状であれば、

手にかかる負担が少なくなります。

シナノの「ソフトグリップシリーズ」や「GEL内蔵グリップシリーズ」などは、

見た目以上に握りやすく、手が疲れにくく、歩きやすいとご好評をいただいています。

価格は1万円前後~2万円前後で、伸縮タイプ・折り畳みタイプと、様々な商品がそろっています。

✅ 3. 軽量であること

とくに高齢の方や女性は、軽い=疲れにくい・扱いやすいことにつながります。

価格だけではなく、重量も確認することがポイントです!

△ただ、注意点もあり、杖の重さはおおよそグリップの材質で変わります。

 手に優しい素材を使ったグリップ故に、数字的には少し重い場合もございます。

 なので、実際に見て触ってお選びいただくことがオススメです。

 (お店に行くことが難しい場合は、お電話でもご相談をお受けしておりますので、

 お気軽にご連絡くださいませ。)


シーン別!おすすめ価格帯と選び方

🌸 ご家族へのちょっとしたプレゼントなら…

華やかなデザインの杖はいかがでしょうか。杖を持って身体を楽に、気分明るくお出かけへ♪
 例)和彩 花鳥風月

 

まるで和紙のような独特な風合いの杖。日本の伝統色をベースとしたシンプルでありながら美しさを持つステッキです。
「蝶に蔓」・「鶴に桜」は対応身長約136-166cm、「月に兎」・「千鳥に波」はロングサイズで対応身長約150-180cmです。

「敬老の日」「母の日」「誕生日」などに、気持ちのこもった実用ギフトとしても人気です。

🧳 外出先に常備したい・予備用に…

折り畳みタイプで、使わない時はバックにIN!持ち運びに便利です。
例)ネオクラシカル折折り畳み

 

折り畳み機能付きで、手のひらに当たる部分にはぷにぷにのGEL内蔵で、手が痛くなりにくい。

バッグに入れておけるので、疲れた時や坂道などで、必要な時にすぐに使える。安心感が違います。

👴 日常的に使い始めたい方には…

→ 軽くて、握り心地の良い、伸縮タイプがオススメ。

例)SOFT-GA

しっかり支えながら、体への負担を軽減。長く付き合う1本としてコスパの良い製品です。


「どこで買うか」も安心のカギ。信頼できるメーカーを選ぼう

同じような見た目の杖でも、「メーカー不明」「SGなし」では万が一のときに困ります。

私たち「株式会社シナノ」は、創業106年、長野県佐久市にある国内メーカーです。

杖を生産している工場はSG認定工場。職人が1本1本、目で見て確認して、生産しています。

ご来社でのご購入も可能ですし、シナノ公式オンラインストアでも、価格帯や機能別に商品をご紹介させていただいております。

ご購入前のご相談や製品のご説明も行っておりますので、お気軽にご相談くださいませ。

また、直営店「ステッキ工房シナノ」も4店舗ございます。

【ステッキ工房シナノ 有楽町店】

〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館 地下1階
営業時間11:00~19:00(日曜・祝日のみ 11:00~18:00)

 

【ステッキ工房シナノ 吉祥寺店】

〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町4-1-1
営業時間11:00〜19:00 定休日:火曜日

 

【ステッキ工房シナノ横浜ランドマークプラザ店】

〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目2−1 ランドマークプラザ 4F
営業時間11:00〜20:00 定休日:ランドマークプラザによる

 

【ステッキ工房シナノ名古屋栄店】

〒460-0008愛知県名古屋市中区栄三丁目5番12号先
栄森の地下街 南4番街

営業時間11:00〜19:00

 

シナノが運営する直営店になりますので、品揃えも豊富。

専門のスタッフがおりますので、こちらでもご相談可能でございます。


まとめ:価格だけでなく「安心感」と「相性」で選ぶ一本を

安いからダメ、高いから良いというわけではありません。

大切なのは、

  • 適切な長さに調整できるか?

  • 手にやさしい素材か?

  • 安全性は確保されているか?

この3つを押さえながら、使う方に合った“ちょうどいい杖”を選ぶことです。

もし価格で迷ったら、まずは【5,000~10,000円】の中で探してみてはいかがでしょうか。

「ちゃんと使えるか不安」という声にも応える製品が多いので、初めて杖を購入される方も安心して使い始められるかと思います。

投稿者プロフィール

Niitsu
Niitsu
シナノ歴6年目に突入、営業部にいつと申します!
初めて杖に触れたのは入社直前、知らない・わからないことばかりでしたが、徐々に詳しくなってきました。
皆さんのお悩み・お困りごとが解決できるような“相談窓口”になれたら嬉しいです😊

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