最近、父の歩き方が少し変わった気がしていました。
前よりゆっくり。
段差で一瞬止まる。
手すりを探すような仕草。
本人は「大丈夫だ」と言うけれど、
娘としてはやっぱり心配です。
転倒って、きっかけはほんの一瞬。
でも、その後の生活は大きく変わってしまうことがあります。
だから私は、思いきって
しっかり2本杖をプレゼントすることにしました。
正直、少し迷いました。
父はプライドが高いほう。
“杖=弱った証拠”と思ってしまう世代です。
でも、2本杖は見た目がいかにも介護用品という感じではなく、
「歩行サポート」という印象。
両手に持つタイプなので、
1本杖よりも前向きな感じがしました。
結果は――
「これ、意外といいな」
思ったよりすんなり受け入れてくれました。
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実際に使ってみると、父の歩き方が少し変わりました。
前よりも背筋が伸びて、歩幅が安定している。
「体を預けられる感じがする」と父。
しっかり2本杖は、1本あたり耐荷重69kg。
歩行サポートSG基準を取得しているので、
足腰に不安のある方でも荷重をかけて歩ける設計になっています。
娘としては、この“頼って歩ける”という安心が大きい。
隣を歩いていても、ヒヤッとする瞬間が減りました。
何よりうれしかったのは、父のこの言葉。
「これなら散歩の距離、もう少し伸ばせそうだな」
歩く距離が伸びるって、体力の問題だけじゃない。
外に出る理由が増える。
人に会うきっかけができる。
気持ちが前を向く。
それがうれしかった。
プレゼントって、
物を贈ることじゃなくて、
“これからも元気でいてね”を形にすることなんだなと実感しました。
正直に言うと、
私が安心したかったのかもしれません。
離れて暮らしているから、
毎日は見守れない。
でも、
転倒予防につながる選択を一つ増やせた。
それだけで、心が少し軽くなりました。
しっかり2本杖は、
リハビリや転倒予防にも使われている2本杖です。
でも、私にとってはそれ以上に、
“父とのこれからを支える道具”。
贈られた父も、
贈った娘も、
どちらもちょっと嬉しい。
歩くことは、
まだまだ続く日常の証。
その日常を、
そっと支えてくれる存在になってくれています。

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