2025年12月28日

シナノ杖の多くは、杖の内側にまで「アルマイト加工」という、元々錆に強いアルミを、もっと錆に強くする加工を施しています。
そのため、ご使用後、すぐにサビが発生して固着することはありません。
国産メーカーらしく、目につかないところまでばっちり手を入れさせていただいています。
※少しマニアックなアルマイト加工についてはベルのブログでご紹介しておりますので、
気になるかたはこちらもご覧くださいませ。
まず、固着してしまった場合に「交換できるのか?」という疑問ですが、答えはケースバイケースです。
固着の原因はほとんどが錆で、内部のパーツが強く噛み合ってしまっている状態です。
修理の第一段階として、専用工具を使って固着解除を試みます。
例えば、万力で杖をしっかり固定し、もう一方を回転させてみる方法です。
これで外れればラッキー。しかし、錆が深刻な場合は外れないこともあります。
その場合は、パーツごとの交換、もしくは新しい杖への買い替えをご案内することになります。
どちらも白い汚れ(錆)が全体にいきわたっています。
※別途、往復の送料がかかります。
例えば、、
・折り畳み杖で一番下の節とその上の節の固着が取れなかった場合は、2節の交換になります。
・折り畳み杖ですべての節が固着して、それが取れなかった場合は、買い替えもしくは、問題なければそのままご愛用いただくことをご案内しております。
ただ、ご愛用いただいていく中で付いていく微細なキズによりコーティングは削られてしまいます。
そこへきた水分がそのままになるとサビが発生しゆくゆくは固着の原因となってします。
濡れたら乾かす!それを基本に、もしものときは修理をお受けしています。
もしものときもお気軽にご相談くださいませ。


お役立ち情報2025年12月28日杖は歩けなくなる前に!導入のタイミングと選び方のコツ
お役立ち情報2025年12月28日要介護になる前にできること。簡単な運動で体力を守ろう/ポールウォーキング編
ウォーキングポールの使い方2025年12月28日毎日の散歩をもっと効果的にする方法(ポールウォーキング編)
杖のメンテナンス2025年12月26日杖が固まって動かない!伸縮できない時はどうする?