杖を買うといっても用途と理由は人それぞれ。
実は相談すべき相手と購入場所もちょっとずつ変わってきます。
今回は、ご自身で使う杖を検討するシーンにあわせて、おすすめの相談者と購入場所をご紹介します。
“今すぐに杖が買いたい!”
”明日届いてほしい!”
急いでいる方には、12時までの注文で当日発送可能なメーカー公式ストアがおすすめです。
購入場所:百貨店、杖専門店
相談相手:専門スタッフさん
「普段は杖がなくても平気だけど、たくさん歩いて足が痛むのが心配」
特に観光地では徒歩での移動も多く、歩きなれない道や靴だったりもあって不安を抱えている方も多いもの。
そんな方には、デザインや機能を選べる専門店の売り場がおすすめ!特に初めての杖を買う方は、長さや使い方を相談できるスタッフが常駐している実店舗を選ぶようにしましょう。例えば百貨店のリビング・寝具売り場や介護用品売り場、杖の専門店などは杖選びのプロがいるので用途や予算を伝えて一緒に選んでもらいましょう。
また、既に杖を使用している方のお出かけにあわせた新調なら、イオンやイトーヨーカドーなどの量販店の介護用品売り場も品ぞろえがあっておすすめ。複数の杖の中から実際に持って選べるから気にいった1本が見つかるかも。
ただし、こちらは近くに販売員さんがいなく、相談することはできないケースも。相談して決めたい方は注意が必要です。
ちなみにこのタイプさんにおすすめのは、使わないときはバッグにしまっておける「折り畳み」かつ「軽量」な杖です。人気なのはこちらの ベーシックライト ですがいかがでしょう。
購入場所:病院、介護福祉用品店、専門店
相談相手:医師、理学療法士さん、作業療法士さん
膝痛や腰痛があり杖を検討している方は、かかりつけ医や整形外科でまずは診断してもらいましょう。歩行時に体が左右へ傾いている方も同様です。診てもらったら思わぬ症状が見つかることも。リハビリテーション科を持つ多くの病院では、診察やリハビリの中で必要な機能の杖を紹介いただけます。
世の中に歩行をサポートする杖は多くありますが、特定の症例用に作られた杖というのはありません。多くの場合で歩行補助用の杖を症例に合わせて使うことになりますので、痛みや症状がある場合には必ず先に診察を受け、ご自身に合う杖の特徴や使い方の指導を受けるようにしましょう。
また、病院のリハビリ科では、その地域の福祉用品店さんが出入りしていてそのまま注文できることも。
体の不調から杖を検討している場合には、まずは痛みの原因を知り、それに対応できる杖を探しに行きましょう。
購入場所:―
相談相手:―
お住まいの地域によってはこのケースも多いと思います。便利なインターネットですが、調べようと思っても情報が多すぎてどれを買っていいかわからなくなってしまうことも。情報の真偽も確かめづらいですし、値段が怪しかったり、結局どれが自分に合うのか、、特に初めて杖を購入する方が、これだ!という杖に辿り合うのは非常に難しいです。
ネットでの購入を検討している方には、メーカー公式ストアでの相談と購入もおすすめ。
事前の相談はもちろん、事前のサイズ調節や、試し品の返品、無料の先ゴムサービスなどを用意しています。
ご自身に近い環境はありましたか?
ご本人に代わって杖を探している方はこちらの記事もご参考ください。
第3の足として身体を支える杖ですから、ご自身に合った物を見つけましょう。