杖を買うといっても用途と理由は人それぞれ。
実は相談すべき相手と購入場所もちょっとずつ変わってきます。
今回は、ギフトや本人に代わって、代理購買で杖を買うことを想定して、おすすめの相談者と購入場所をご紹介します。
“今すぐに杖が買いたい!”
”明日届いてほしい!”
急いでいる方には、12時までの注文で当日発送可能なメーカー公式ストアがおすすめです。
購入場所:ホームセンターやドラッグストア、病院の売店
相談相手:医師、理学療法士さん、作業療法士さん
明日の朝に退院だけど、お迎えに杖の用意が必要だった!!
ご家族の退院に合わせて必要だけど、まったく時間がなく、仕事帰りや病院への道中に購入したいほどに時間の無い方には、ホームセンターやドラッグストア、病院の売店が強い味方。
ただ、これらの売り場では、杖の使用について相談できる方が売り場にいないケースも。
事前に用意する杖の情報を聞いていなければ、どれを選べばいいか判断が難しいですよね。
とりあえず安いのでいい?サイズが長いの??折り畳めるやつ???
わからなかったら、これを
選べる選択肢も多くは無いかもしれませんが、長さを調節できる杖であることだけ確認し、数日だけの使用と割り切って購入しするのも手です。到着したら病院から出てしまう前に主治医や理学療法士さんに、忘れずに杖の長さを合わせてもらうようにしましょう。
継続的に杖が必要な方であれば、退院後に使いやすさを考えてあらためて検討してみましょう。
リハビリや経過確認で病院に行く際に相談しても良いですね。
医療・介護の現場で人気の杖は、握りやすいグリップで安定感のある SOFT-GAです。
人気No1 ソフトジーエーです。
相談相手:ケアマネジャー、お住まいの地域の福祉課
あります。
介護保険を利用して月額のレンタルで使用できる福祉用具としての杖があります。ご使用者さまが要介護の認定を受けている場合は、ケアマネジャーや、お住まいの地域の行政(高齢福祉課など)に相談してみましょう。
2万円の杖のレンタルが月額2,000円の場合、介護保険で1割負担なら月額200円に。
負担を小さく抑えることができますので、必要な方は相談してみましょう。
詳しくはこちらの記事を参考ください。
購入場所:百貨店、杖専門店
相談相手:専門スタッフさん
ギフトとして杖やステッキを検討している場合もスタッフのいる専門店がおすすめ。既に使用している杖の特徴や、身長などの体格から合う杖を一緒に探してくれるでしょう。注意したいのは杖の長さ。ご本人が不在の状態で杖を購入する場合には、下記を参考に選ぶ杖のサイズに気をつけましょう。
杖の長さをその商品によってまちまち。選んだ杖を持ってもらったら、長すぎたり短かったりで使えないことも。杖のサイズは身長を基準に計算するので、代わりに購入する場合には、身長は必ず確認してから出かけましょう。身長を基準とした計算式は 身長÷2+2~3㎝ です。多くの杖はサイズの調節幅を持っているので、1cm単位にぴったり測ってこなくてもOK。不安な場合は上下に余裕のある杖を選びましょう。
伸縮式、折り畳み式、多点杖と杖やステッキの形状は様々。もし既に杖を使っている方への贈り物であれば、その杖の特徴や使い方をよく見ておきましょう。
例えば、
「折り畳み杖を使っているけど、畳んでつかっている様子がない」なら、折り畳み機能は必要ないかも
「普通の杖を使っているけど、安定せずふらふらしている」なら、安定性の高い多点杖が良いかも
「杖を倒してしまって拾うのに苦労している」なら、手を放しても自立する4点杖が良いかも
そんなことが相談できるから、スタッフが常駐の専門店だと安心ですね。
聞きなれない方もいるかもしれませんが、自立する4点杖はとっても人気です。
こういった、杖の先端が割れているタイプ。
ちなみにこの商品は介護保険の対象でレンタルもできます。
メーカー公式の直営店舗、そんなお店も世の中にはあるんです。
主に国産杖を生産しているシナノの直営店 ステッキ工房。
150種類を超える、多くの商品ラインナップから選べるのはもちろん、ご希望や用途にあう1本を一緒に見つけるお手伝いをしています。
いろいろ聞いてみたい方もこちらがおすすめです。
購入場所:―
相談相手:―
お住まいの地域によってはこのケースも多いと思います。
でも、調べようと思っても情報が多すぎてどれを買っていいかわからなくなってしまうことも。情報の真偽も確かめづらいのが難点です。
ネットで不安なく購入をしたい方には、メーカー公式ストアでの相談と購入がおすすめ。
事前の相談はもちろん、事前のサイズ調節や、試し品の返品、無料の先ゴムサービスなどを用意しています。
体を支える大切な杖。転倒して事故になると寝たきりのきっかけにも。
長く元気にいてもらうために、その方にあった杖を贈りましょう。
自分で使うための杖を探している方はこちらの記事もおすすめです。