お問い合わせ(平日8-17時)
お客様相談室:0267-67-3324
法人のお客様:0267-67-3321
杖のつき方
痛みのある足にかかる荷重を少しでも軽減するには、正しい杖のつき方が必要です。
利き手で持ちやすいからと、右足が悪いにもかかわらず、右手に持ったりするケースが大変多いようです。
正しい杖のつき方をマスターして、快適な杖・ステッキ生活を楽しみましょう!
杖を初めてつく方などに、通常歩行の延長としてお伝えするのがこちらの「3動作歩行」です。
杖を出し、痛い方の足を出し、良い方の足を出す、という3回の動作で歩行します。
初めての杖でも安定して歩きやすい方法です。
まず、痛みのない側の手で杖を握ります。
1、まず杖を出し、
2、つぎに痛い方の足を出します。
3、続いて 良い方の足を出します。
この1,2の動作を繰り返します。
まず、痛みのない側の手で杖を握ります。
杖を前につきながら、痛い方の足を前に出します。
良い方の足を痛い方の足と杖・ステッキの先に揃えます。
この1,2の動作を繰り返します。
杖の効用
杖は痛む下肢の関節の負担を軽減し、歩行を安定化したり、痛みの為に不均等な足の運びを正しくするため姿勢もよくする。
また、足が悪いという自覚が出て無茶をしなくなるという精神的効果もある。
歩行がやや困難である場合、歩行能力を維持する為にできるだけ本人の歩行でできる環境を整備することが重要となる。
室内はバリアフリー化したり、移動に杖または歩行器を使用することで安全性を確保できる。
世界的にも寝たきりの要因となる転倒の防止のため、筋肉の強化、歩行に不安を感じたら早めに杖を持つ事も1つのテーマになっている。
歩行補助具(車椅子やシルバーカー)の中でも杖はどこでも使える利便性がある。